電話・通信

インターネットFAXを社内で使い分ける|番号を分ける・通知先を増やす・支払いの仕組み

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FAXの番号が1つだけだと、注文書も問い合わせも営業の売り込みも、全部同じところに届きます。インターネットFAXなら、用途ごとに番号を分けたり、届いたFAXを担当の何人かにメールで知らせたりできます。この記事では、秒速FAX Plusの公式サイトの内容(2026年10月時点)をもとに、社内での使い分け方と、契約の前に知っておきたい支払いの仕組みを整理します。

番号を用途ごとに分ける

秒速FAX Plusは、1つのアカウントで番号をいくつでも契約できると案内されています。たとえば次のように分けると、届いたFAXの仕分けが楽になります。

  • 受注用:取引先からの注文書だけが届く番号
  • 問い合わせ用:ホームページやチラシに載せる番号
  • 拠点ごと:東京と大阪など、地域ごとに市外局番の番号を持つ

番号ごとに月額がかかるので、分けすぎると費用が増えます。まずは「取引先に渡している番号」と「広く公開する番号」の2つに分けるくらいから考えます。

選べる番号の地域

秒速FAX Plusで選べる番号は次のとおりです。申し込むときに番号の一覧が出て、その中から選びます。

地域番号の頭
東京(23区)03
埼玉(さいたま市)048
千葉(千葉市)043
神奈川(川崎市)044
神奈川(横浜市)045
愛知(名古屋)052
大阪(大阪市)06
IP電話の番号050

1つの番号につき2回線あり、同時に2件のFAXが来ても受けられます。契約したあとに番号は変えられず、変えたいときは解約して申し込み直すことになり、その費用はこちらの負担です。また、コンビニなどのFAX機からは、050などの11けたの番号へは送れないことがあると案内されています。

出典:秒速FAX Plus 公式サイト(料金・ヘルプ・利用規約・FAX番号選択のページ、2026年10月時点)

届いたFAXを何人かで受け取る

届いたFAXはPDFにされ、登録したメールアドレスに知らせが届きます。登録できるメールアドレスの数は、プランによって違います。

プラン月額受信1ページ登録できるメールアドレス
SOHO660円8円1個まで
ベーシック990円3円3個まで
ビジネス1,220円無料(月に数千枚以上は事前に相談)20個まで

初期設定費用は1,650円です。通知先のメールアドレスは、管理画面でいつでも変えられます。

担当者が1人ならSOHO、2〜3人で見るならベーシック、部署で共有するならビジネス、という選び方もできます。受け取る枚数とあわせて考えます。1つのアドレスしか登録できないプランでも、会社の共有のメールアドレス(グループのアドレスなど)を登録すれば、何人かで見られます。

支払いはポイントで前払い

秒速FAXの料金は、Toonesポイント(1ポイント=1円)を先に買っておき、そこから引かれる前払いの仕組みです。

  • 申し込むときに4,000ポイント以上が要る:利用規約では、本人確認を終えたあと、4,000ポイント以上を持った状態で申し込むことになっている
  • 買い方:銀行振込かクレジットカード。カードはすぐ反映、銀行振込は平日9時〜15時の着金なら、おおむね2時間ほどで反映
  • 払い戻しは原則できない:一度買ったポイントは、原則として払い戻せない
  • 残高に気をつける:ポイントが足りない状態(滞納)が20日になると、解約やアカウントの停止になる場合があると規約にある

前払いなので、ポイントが減ってきたら早めに足す、という管理が要ります。経理の担当者を決めておくと安心です。

解約するときの注意

解約は、ポイントの残高が0以上(滞納がない)の状態で、サイトの解約申請のページから行います。解約の申請をしたあとは取り消せません。解約すると、受信履歴などすべての情報が消えます。残しておきたいFAXは、解約の前に自分の側に保存しておきます。保存の考え方は「FAXで届いた請求書をデータで受け取ったときの保存」にまとめています。

番号を人に譲ったり、貸したりすることもできないと規約にあります。

まとめ

社内で使うときのチェックリスト

  1. 番号を用途や地域で分けるかを決めた(番号ごとに月額がかかる)
  2. 相手がコンビニから送ってくることがあるかを考えて、市外局番か050かを選んだ
  3. 届いたFAXを見る人数に合わせて、プラン(通知先のメールアドレスの数)を選んだ
  4. ポイントの残高を誰が見て、いつ足すかを決めた
  5. 解約する前に、残すFAXを保存する

インターネットFAXの基本は「インターネットFAXの始め方」に、会社の電話番号の持ち方は「小さな会社の電話番号の持ち方」にまとめています。