050の番号と市外局番の番号の違い|会社の電話番号はどちらにするか
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スマホで使える会社の電話番号を作ろうとすると、050から始まる番号と、03や06などの市外局番から始まる番号のどちらにするかで迷います。見た目だけでなく、取るための条件や使えることにも違いがあります。この記事では、その違いと、どんなときにどちらを選ぶかを整理します。
番号の形の違い
| 市外局番の番号 | 050の番号 | |
|---|---|---|
| 例 | 03-XXXX-XXXX、06-XXXX-XXXX | 050-XXXX-XXXX |
| 桁数 | 10桁 | 11桁 |
| 番号から分かること | 地域(市外局番) | 電話会社(地域は分からない) |
050の番号は「050-事業者を表す番号-加入者の番号」という形で、地域を表す部分がありません。そのため、どこに住んでいても取れますが、番号を見ただけではどの地域の会社か分かりません。
出典:03plus コラム「050電話番号は固定電話と何が違う?」(2026年10月時点)
品質と緊急通報の違い
総務省の情報通信白書では、2つのIP電話を次のように説明しています。
- 050の番号のIP電話:緊急通報(110、119など)を使えない点や、通話品質の基準が加入電話より低い点がある
- 市外局番の番号のIP電話:加入電話と同じ番号を使い、加入電話と同じくらいの品質の通話や、緊急通報(110、119など)を使えるなどの特徴がある
これは制度上の大まかな違いで、実際に使えることや品質はサービスごとに違います。110や119にかけられるか、0120などのフリーダイヤルにかけられるかは、申し込む前にそれぞれのサービスの案内で確かめてください。
市外局番の番号は、その地域の住所が要る
市外局番の番号は地域と結びついているので、取るにはその地域の住所が必要になるのが一般的です。たとえば03plusでは、次のように案内されています。
- 申し込むときに登録した住所の市外局番の番号を取る
- 提供エリアは全国17都道府県の主要49エリア(03、06、072など)。エリアの外の住所では050の番号になる
- 03の番号を使うには、東京23区内に今の住所か拠点の住所が必要
- 同じ市外局番の地域の中での引っ越しなら、番号はそのまま使える
東京23区の外から03の番号を持つには
03plusには、東京23区内の拠点の住所を借りられる「サービス付きシェアオフィス」のオプションがあり、23区内に住所がなくても03の番号を使えます。1番号を月払いで使う場合の料金例は次のとおりです。
| 03plus | 拠点住所のプラン | 合計 | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 5,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
| 月額 | 1,280円 | 4,800円 | 6,080円 |
価格は税抜きで、このほかに手数料や通話料がかかります。なお、いま使っている番号を移す「番号移転」は、バーチャルオフィスの住所へはできないとされています(実体のある拠点の住所が必要)。
出典:03plus 公式サイト(よくある質問・サービス提供エリア、2026年10月時点)
どちらにするかの目安
| こんなとき | 向いている番号 |
|---|---|
| 名刺やWebサイトに載せ、取引先からかかってくる会社の代表番号にしたい | 市外局番の番号 |
| 事務所や店舗の地域を、番号でも伝えたい | 市外局番の番号 |
| 住所の地域が提供エリアの外で、市外局番の番号が取れない | 050の番号 |
| かけるのが中心で、番号を表に出すことが少ない | 050の番号 |
市外局番の番号は、取る条件がある代わりに、地域の会社として番号を見せられます。050の番号は、どこからでも取れる代わりに、品質の基準や使える番号の範囲がサービスによって違います。会社の代表番号として長く使うつもりなら、まずは自分の住所で市外局番の番号が取れるかを確かめるところから始めると迷いにくくなります。
電話の持ち方そのものは「小さな会社の電話番号の持ち方」に、バーチャルオフィスの住所でできることは「バーチャルオフィスとは」にまとめています。