XServer クラウドPCとは?料金・プランの選び方・Officeの扱いを整理
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クラウドPCは、インターネットの向こうにあるWindowsのパソコンを、手元のパソコンやスマホから遠隔で操作して使うサービスです。会社のパソコンを家からも同じように使いたい、古いパソコンのままで重い作業をしたい、パソコンを買い足さずに作業環境を増やしたい、といったときの選択肢になります。この記事では、レンタルサーバーで知られるエックスサーバー株式会社の「XServer クラウドPC」について、公式サイトに載っている内容(2026年10月時点)を整理します。料金や受付の状況は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確かめてください。
XServer クラウドPCでできること
XServer クラウドPCは、エックスサーバーのデータセンターにあるWindows環境を、リモートデスクトップ(RDP)でつないで使うサービスです。手元の機械はつなぐための窓口になるだけなので、処理の重さはクラウドPCのプランの性能で決まります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows Server 2022 か Windows Server 2025 を選ぶ |
| つなげる端末 | Windowsパソコン、Mac(Microsoft Remote Desktopを使う)、iPhone・iPad、Androidのスマホ・タブレット(RDPに対応したアプリが必要) |
| リモートデスクトップの接続ライセンス | 無料 |
| 初期費用 | 無料 |
| 稼働率の保証(SLA) | 月間のサーバー稼働率99.99%以上を保証 |
| サポート | 電話・メール・チャット(電話とチャットは平日10時〜18時) |
OSはWindows 11ではなく、サーバー向けのWindows Serverです。ふだんの事務作業でよく使うソフトは動くことが多いですが、使いたいソフトがWindows Serverに対応しているかは先に確かめておきます。
出典:XServer クラウドPC 料金・仕様(2026年10月時点)
プランと月額
プランは5つあり、メモリ・CPU・ディスクの大きさが違います。月額は税込みで、契約する期間が長いほど1か月あたりが安くなります(初回も更新時も同じ料金)。
| プラン | メモリ・vCPU・ディスク | 3か月契約 | 12か月契約 |
|---|---|---|---|
| お試し | 2GB・2コア・100GB | 4,140円 | 3,470円 |
| エントリー | 3GB・3コア・200GB | 4,570円 | 4,100円 |
| スタンダード | 8GB(通常5GB)・4コア・300GB | 7,010円 | 6,501円 |
| ビジネス | 15GB(通常10GB)・8コア・500GB | 10,530円 | 9,630円 |
| ハイエンド | 24GB(通常16GB)・16コア・1,000GB | 21,390円 | 20,480円 |
スタンダード以上のメモリは、追加料金なしでメモリを増やせる「メモリ無料増設」を使ったあとの容量です。6か月契約の料金もあり、公式サイトの料金表で確かめられます。ディスクは100GBごとに月1,100円で増やせますが、このオプションはあとから解約できません。
契約期間と支払いの注意点
- 最低利用期間は3か月
- 支払いは、契約する期間のぶんをまとめて前払いする
- 表の月額は、期間のぶんの料金を1か月あたりに直した金額
たとえばスタンダードを12か月で契約すると、6,501円×12か月ぶんを最初にまとめて払う計算になります。月々の支払いだと思って申し込むと最初の請求に驚くので、先に合計の金額を出しておきます。
プランは、申し込んだあとに上のプランへ変えられます。まずは小さめのプランで始めて、足りなければ上げる、という使い方ができます。
Officeを使うとき
WordやExcelを使うなら、月額3,740円のOfficeのオプションがあります。
| OS | 使えるOffice | 月額 |
|---|---|---|
| Windows Server 2022 | Office 2021 Professional Plus(Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote・Access・Publisher) | 3,740円 |
| Windows Server 2025 | Office 2024 Professional Plus(Word・Excel・PowerPoint・Outlook・OneNote) | 3,740円 |
Officeを付けると、プランの月額にこの金額が足されます。年間では4万円を超えるので、すでに会社で契約しているOfficeが使えないかも確かめておきます。毎月かかるソフト代の見直し方は「使っていないサブスクの見つけ方」にまとめています。
無料トライアルと受付の状況
XServer クラウドPCには無料トライアルの仕組みがありますが、公式サイトでは2026年10月23日に、無料トライアルの新規受付を一時停止したと案内しています。あわせて、申し込みが集中していてサーバーの空きが非常に少なく、空き状況によっては新規の申し込みを受け付けられない場合がある、とも書かれています。
試してから決めたい人は、公式サイトのお知らせで受付が再開しているかを確かめてから申し込みます。
どのプランを選ぶか
公式サイトにプランごとの用途の目安は載っていないので、ここではメモリの量で考えます。
- メールやブラウザ、文書作成をひとりで使う:エントリー(3GB)から始めて、重ければ上げる
- Officeや会計ソフト、ブラウザを同時に開く:スタンダード(8GB)
- 画像の処理など重い作業をする:ビジネス(15GB)以上
上のプランへはあとから変えられるので、最初から大きすぎるプランにする必要はありません。
まとめ
XServer クラウドPCを申し込む前のチェックリスト
- 使いたいソフトがWindows Serverで動くか確かめた
- 最低利用期間は3か月。契約期間のぶんを前払いする合計金額を出した
- Officeが必要なら、月3,740円のオプションを足して計算した
- スマホやタブレットからつなぐなら、RDPに対応したアプリを用意する
- 無料トライアルの受付や新規申し込みの状況を、公式のお知らせで確かめた